観葉植物

植物が非常に好きである
少年時代、裏山(六甲山系の甲山)深くを遊び場とし
動物より早く熟れたアケビを食ったり、山を削り
防空壕のような秘密基地を本気で作っていた
まあ、周りには極普通に自然が存在していたのだ


その後、自然も無いところに引っ越す事になる


新しく与えられた子供部屋には、なぜかいつも
観葉植物が常備されていた
しかも、エアプラントとかサボテンとかではなく、
大型のバキラとか、天井につくんじゃねーかとばかりに
成長したゴムの木である


夜中までほっつき歩いている部屋の主の身代わりとして
置いたのか、一転、引き篭もって延々と本を読んでる
身を案じて、薄くなるであろう酸素の供給の為に置いたのか、
それは定かではない


そんな生活環境にあったせいでか、部屋に植物がないと
若干落ち着かないのである


現在、我が部屋のパートナーはオリヅルラン
祖母の家からお裾分けしてもらったのが増えに増えまくっている
先日、新たに鉢と土を買いにホームセンターに行って来たのだが、
いないッスね、平日の観葉植物のコーナーに若い人
つか、底土用の赤球とかを真剣に覗き込んでると、
アルバイトさんにもビックリされるんで、なるべく園芸
に興味ない振りして、チラ見で獲物ゲットです

割とこまめに世話をすることもあって、どいつもこいつも
家の奴らは元気なわけだが、まわりはどうも違うらしい
プレゼントした鉢を一ヶ月枯らされてしまったりした日には
凹むし、サボテンを枯らす強者もいる
昔に勤めていた会社のパートさんは、鉢受けに水が溜まっているのに
毎日水を入れまくって、根腐りさせてしまった
生きもんなんだから、もうチョイ面倒見てやれって!


というわけで、何が言いたいかというと、


「グランマ、大事に育ててるからね」