台風といえば

北海道の礼文島でキャンプしてるときに台風が来たの思い出した。
昼間、島をチャリで散歩して帰ってくると隣のテントから、「オヤツできたー(`・ω・´)」オヤツ?何作ったのか見に行ったらテントで白玉団子作ってる奴発見。マジΣ('◇'*)エェッ!?えぇ、食いましたとも。
夕方、夕飯を食べ終わってバカ話をしていたら東京から来ている女子大生3人組が、「地元の猟師漁師さんからイカをもらったんですが食べきれないんでどうですか?」イカキタ━━━━Σ(゜∀゜ノ)ノ━━━━!!もう一度飯盒取り出して米を炊きイカを生姜醤油で炒め2度目の晩飯、美味かった。
夜半、台風上陸、寝ていて顔を叩かれたから何かと思えば、強風でテントの屋根が顔に当たっていたのだ。テントの中にも浸水。ジタバタしてもしょうがないのでもう一度寝る。
明け方、豪雨の中トイレに行くと仲間が避難していた。彼のテントもやばかったらしくトイレで台風をやり過ごす。
昼、台風一過。浸水したテント・寝袋・着替え・道具など干す。この時の写真を見るとみんな何故か(・∀・)ニヤニヤしている。自然の力の前ではホントに無力であり、自然が生み出すイカは美味しく、自然が全てを乾かしてくれる。


自転車で旅行中は雨は天敵である。どんなに防水してパッキングしても湿気がこもるし、ずぶ濡れでのペダリングはキツイ、合羽を着ると暑くて蒸れる、路面が滑るから危ない、車に水溜りの水をかけられる、濡れたテントをしまうのはウンザリするし、数日続くとダニが発生して全身100箇所もやられた事も。そんなんで、いつからか雨が降ったら同じキャンプ場に連泊、その日は各自自由行動、みたいな暗黙の了解が。普段ひたすら自転車漕いでるのでちょうど良いオフになったりで実は雨はかなり貴重だったりする。あぁ〜なつかしぃ。
この旅の経験が自分を支えてくれているんじゃないかと今でも思う。あれから10年、また行きたいけど、そのときの仲間も今秋結婚、一人で行くしかないかな。