月下に照らされて

夜のピクニック」読了。話題になっていた本をやっと読む。こんな行事がある学校ってどの位あるんだろう?修学旅行なんかよりよっぽどいいかも。スゴく爽やかな感情が甦る。
学校ではないけど、ボーイスカウト(西宮13団)に入っていた時のワンナイトハイクを思い出した。夜に集合してコンパスを頼りに六甲山の道無き道をチエックポイントを探しながら徘徊し、北に向けて歩き続けて翌朝に有馬温泉でひとっ風呂浴びるコースを歩き抜く。山中は懐中電灯が唯一の頼りで、地形図を読みながら進む自分達はさながら軍隊かレンジャーである。山中で迷子になった者は朝を待って隊長が捜索するのだけど、過保護が当たり前の今の風潮だともしかすると危険ということでなくなっているかもしれない。行動は4-5人が一組で一晩中歩きまくり、ゴールした時は何人か泣く奴もいたし、こうやって何年後かに思い出すぐらいだから相当記憶に残るイベントである。
それにしても、本に出てくる女の子がみんな可愛くて主人公に気があるって(´・ω・`)なんか引く。つか、エロゲ?
あと、友達少ないとこの手のイベントはかなりキツいんじゃないかといらぬ心配をしてしまうのはそれだけ大人になれた証だろうか。