FROST AT CHRISTMAS

米国のどっかの州でインテリジェント・デザインの裁判が却下されたらしく、良心を感じた。そんな宗教右派がどう思ってるかは知らないが、アメリカだと「Merry Christmas」は宗教的だということで、デパートやストアーでは「Happy Holidays」を使っているらしい。大目に見てやれよ、と思わんでもないけど米国らしいと言えばらしく感じる。


フロストシリーズの最新本が手に入ったので、取り合えず前の本から読み返して復習してるが、もうこれっぽっちも前回読んだ記憶が残ってなくて、めちゃめちゃ面白い。さすかオレの脳。読んでみて感じるのは、やっぱり翻訳者の芹澤さんの日本語がとても上手い。日本語の奥深さを再認識。また、醸し出される英国の雰囲気も素晴らしいし、マレット署長のクソッタレ感と、フロスト警部のエログロトークを破綻無く書き出していることに感服。

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)