読書

素数を考えて数えて落ち着くんだ

このシリーズ*1逆から読んでて、残すは1と最新刊。 「少年計数機」に出てくる少年は周囲にある物の数を数えずにはいられない依存症のような設定で、コレを読んだ時「ホワイトハウス」での バートレット「おぃ、アカルキュリアって知ってるか?」 サム「計算…

灰色のサルが現れ、頭をガツンとハンマーで殴られ気を失った

東京奇譚集作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/09/15メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 95回この商品を含むブログ (552件) を見る今まで村上春樹本に出てたバイプレイヤーのサイドストーリーと言うか、 スピンアウトした短編集。 「ハナ…

TIME TRAVELER

下記の「日本以外全部沈没」で火が付いて図書館に筒井康隆の著書を探しに行く。近所の図書館なので蔵書には期待してなかったけど、あまりの少なさに涙。中学時代に、「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」を読んで涙した日々。「虚航船団」「旅…

シャワー定理

ユニットバスで不意に下腹部にフロスを感じ、「おやっ」っと思うのと同時に体内に蓄積された臭気ガスが漏れ出す。「ちょwwww」っと思うこと0.1秒。灰色の脳が動き出す。この飛翔体が鼻腔を刺激し悶絶する確立は?否、待て。同時刻に頭に降り注ぐ、塩素含有率…

The World Is Flat

フラット化する世界(下)作者: トーマス・フリードマン,伏見威蕃出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2006/05/25メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (172件) を見るサクーシャさん、大学院で中東研究をして、記者時代にベイルート…

小さな大公

新訳 星の王子さま作者: アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ,倉橋由美子出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2005/06/27メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (77件) を見る読了。 本屋で気になったので手を取った。 もっと早く読んどけば良か…

青い虚塔

よくあるプロットで内容の無いツマラン本。もうね、アフォかとバカかと。SFは向いてないんじゃないかと思う。 はまぞうが落ちてる(´・ω・`)ブルータワー作者: 石田衣良出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2004/09/16メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を…

My Life Between Kashiwa and Ochanomizu

今更ながらウェブ進化論読んだ。梅田さんのBlogは以前から読ませて頂いてたので何と無く億劫になっていたんだけど、大学図書館で予約したら、取りに行くのが一週間遅れ、次の予約の人に本が渡ってるわ、可愛い文系図書係のお姉さんにニュルッと怒られるわで…

ムシャムシャして読んだ

骨音―池袋ウエストゲートパーク3 (文春文庫)作者: 石田衣良出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/09/03メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (174件) を見る反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5 (池袋ウエストゲートパーク (5))作者: 石…

ネタフルス

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)作者: ダレル・ハフ,高木秀玄出版社/メーカー: 講談社発売日: 1968/07/24メディア: 新書購入: 9人 クリック: 153回この商品を含むブログ (130件) を見るなんかしっくり来ないと思ったら書かれ…

街場の独り言

街場のアメリカ論 NTT出版ライブラリーレゾナント017作者: 内田樹出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2005/10/13メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (71件) を見るタイミング悪くて読みそびれてた街場のアメリカ論…

ねじの回転

ねじの回転―FEBRUARY MOMENT作者: 恩田陸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 51回この商品を含むブログ (65件) を見る読了。226事件とか受験勉強をしてたときは興味わかなくてスルーしてしまった為、史実と虚構の線…

ハルキスト

村上春樹がノーベル文学賞を取るんじゃないかとの盛り上がりがあるそうで、嬉しいような寂しいような微妙な気持ち。昔に夙川に住んでたことがあり、村上春樹の羊三部作を読むとあの甲山と坂と夙川の街の匂いがする。初期の大江千里も歌詞そのものを差し引い…

ユキ

窓の外の雪を見て「ダンス・ダンス・ダンス」のユキを思い出した。 もし自分がまだ14歳ぐらいで、ホテルのラウンジでユキのような子がヘッドフォンをつけてつまらなそうに窓の外の雪を眺めてたら確実に恋に落ちると。

直木三十五賞

相変わらず迷走してると言うか、タイミングを逸している。選考委員の方々に流動性を求めてはいけないのでしょうか。東野氏の「自棄酒」発言ワロス。

ダヴィンチ

深津絵里が表紙のダヴィンチを買おうと思ったけど、部屋に読んでない本がゴロゴロしてるの思い出してグッと堪える。取り合えず試験終了まではドクーショ禁止。つか、のだめ初回限定があるって始めて知ったよ。しかも6月に出る初回限定にマングースのヌイグルミ…

FROST AT CHRISTMAS

米国のどっかの州でインテリジェント・デザインの裁判が却下されたらしく、良心を感じた。そんな宗教右派がどう思ってるかは知らないが、アメリカだと「Merry Christmas」は宗教的だということで、デパートやストアーでは「Happy Holidays」を使っているらし…

日銀券とシニョレッジ

読了。年明けのテストにちょっと使えるかも。大人の恋愛云々はチョットですが小ネタとマーケットの話しは面白かったです。発刊して僅か1年で円ドル119円・日経平均1万5700円・CPIが経常的にプラスなんて、書いたときとこんなに状況違うなんて想像も…

FROST

ドンヨリな空の下、テクテクと盗まれた原チャリの事を思いながら借りてた本を返しに図書館に行き、国債関係の本と香港の食の本を借りて帰ろうと思ったところ、「夜のフロスト」が目に留まり久々にあのフロスト警部シリーズを読もうと借りて帰る(実家にはあ…

対岸の彼女

ゼミの子から借りてた本読了。イジメられる子、ストレスフルな主婦、もがき諦め、逃げて自分だけの居心地のよい場所を探し求める。「わたしの大事な物は此処にはないから、いじめられても平気」と言う魚子の虚無感漂う生活の果てに思いを馳せる。民宿のおば…

若いイルカのように元気よく食べる

深夜のホテルのバーラウンジに一人で大きなヘッドフォンをかけストーン・テンプル・パイロットやグレイトフル・デッドを聞きながら、つまらなそうに窓の外の雪を眺めている少女、ファミレスで手に余るほどのハードカバーの分厚い小説を眉間にしわを寄せなが…

百鬼夜行抄

日曜日に読了。苦手な絵だったので読めないかと思ったけど、世界観にすぐ引き込まれた。現世・境界・あちら側。心地良く上手く世界が繋がっている感じがする。 これも読了。そういや、柳沢教授がドラマ化したとき、夜中にランニングしてたらいつものコースの…

ツンデレ

「黒鉄」ってツンデレだと思う。つか冬目景の作品ってツンデレが多いような。

回天

「出口のない海」読了。絶対に泣けるから読んでくれと言われたものの、肩透かし。「クライマーズハイ」を読んで以来の感動を再びと思ったけど、ちょっと薄っぺらい感じがした。 小学生のときにお爺さんと一緒にお風呂に入ると、いつも背中にある二つの銃創を…

プロットと突っ込み

「半島を出よ」読了。出てくる小ネタ・伏線全放置。一杯調べたし・たくさん資料取り寄せたから全部盛り込んでみたよ。どう?物知りでしょ?デスよ。ちょっと残念すぎ。田舎が博多なので昔からすごく思い入れがある街で、今年の春に仕事で2週間ほど福岡ドーム…

「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」

そんなことあるような、ないような でも、この話とても好き

Do Androids Dream of Electric Sheep?

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を借りたら外国語でした。 読む?読むか?読めるか?アンドロイドは電気羊の夢を見るか?―Do androids dream of electric sheep? (講談社ワールドブックス (7))作者: フィリップ・K・ディック出版社/メーカー: 講談社…

世界を見る目が変わる50の事実

を、読んだ。トピックはウェットなものから深刻なものまで多岐にわたっていて、電車の中で読むのにちょうど良い。世界はどうしようもないところの一歩手前で踏みとどまってる感じなのかな?どれも簡単に解決できそうなものでもないし・・・少なくとも国連の…

戦争が嫌いな人のための戦争学

禿しく電波、「若者の人口比率が15%超えると戦争が起こる」とか逝っちゃってます。途上国はどーなんですかねぇー、スルーですか?事故した友人と仲間4人で行ったスキー旅行の8ミリが出てきたので、ビデオに起こしてご両親に発送。喜んでもらえるのかはわか…

科学の倫理学

突っ込み所満載の一冊。自分の主張したい事を正当化するため矛盾炸裂。読んでて気持ち悪なってくる。この本しか学校に持って行かなかったので、後ろ向きの読了。つか、ここ数日あんまり寝てないのにヤケに調子がいい。そろそろ反動がくるかも。 パンダBlogで…